【サッカー】プロサッカー選手(Jリーガー)の平均年俸や生涯年収、プロを目指す上での上手な挑戦方法を解説!果たして、プロは儲かる職業なのか!?

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こんにちは!みやびです。

私は、小学校2年生から大学4年生まで15年間、本気でプロサッカー選手になることを目指してサッカーに取り組んで来ました。残念ながら夢は叶いませんでしたが、その過程でプロサッカー選手になる人間とそうじゃない人間の違い最終的に掴むことが出来たと自負しています。そして、社会人になってからも、日々サッカーに関する最新の情報を集め、研究しています。「凡人」だからこそ、分かったことがあります。それは「才能やコツ」は明確に言語化できるということ、故に「天才」のプレーは十分に再現できるということであります!サッカーが自分の人生をより良くしてくれた。そう思うからこそ、全てのサッカー関係者に、自身のポテンシャルを最大限に生かした上で、サッカーを楽しんでもらいたい、夢を追いかけてもらいたい。そう強く願っています。自身の発信内容が、皆さんのサッカー人生に少しでも役立てば、本当に嬉しく思います。

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さて、今回のテーマは、タイトルの通り「サッカー選手は儲かる職業なのかどうか」に関してです。このテーマを考える時、極端な例を持ち出してしまうと、上も下も何でもありになってしまうので、できるだけ中央値(平均値でもなく)で考え、このテーマを議論をしていきたいと思います。

ちょうど先日、吉田麻也選手が今のJリーグの契約体系についてモノを申す出来事がありました。具体的には、日本プロサッカー選手会(JPFA)は、2023年6月26日に定時総会を行い、日本サッカー協会選手契約書に定められたABC契約の見直しについて議論したそうです。終了後に、東京都内で行われた記者会見では、代表理事(会長)の吉田麻也選手が「ちょっと時代にそぐわなくなっているんじゃないかと感じている」と変更の必要性を力説したとのこと。

今の日本のサッカー界のお財布事情は一体どうなっているのか。まとめてみましたので、ぜひ内容をチェックしてみてくださいね!

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プロサッカー選手(Jリーガー)の定義

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今回のテーマであるプロサッカー選手の年収というのは、多くの人が関心を持ち、報道などでも大きく取り上げられるトピックスでありますよね。まずもって、何を持ってプロサッカー選手と呼ぶのか、ここをはっきりと致します。

プロサッカー選手・Jリーガーとは、日本のプロサッカーリーグである「Jリーグ」でプロ契約を交わしているサッカー選手のことを指します。基本的には、J1からJ3(J3は一部の選手)に属する選手のことであります。

Jリーグが創設された頃の勢いからすれば、大分落ち着いてきたものの、未だに多くの子供達にとって夢の職業であるプロサッカー選手とは、一体どのくらい稼げるものなのか。それでは、この点を一つ一つ掘り下げて参ります。

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Jリーガーの契約体系について

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まずは、日本のプロサッカー選手(=Jリーガー)の年収の仕組み・契約体系からひも解いて参ります。

基本的なところから入ると、サッカー選手というのは「所属チーム」と契約を結び、シーズンごとに1年の報酬が決まる「年俸制」です。そして、その際の契約ルールについては、「選手の成績」や「キャリアの発展」に応じて契約形態が変化する仕組みとなっています。具体的には、A契約、B契約、C契約の3つの契約形態に分かれます。それぞれ見ていきましょう!

A契約

年俸の上限が無く、高額の年俸契約が可能な契約です。
A契約の基本報酬は年額460万円以上と決まっています。つまりA契約であれば、最低年俸は460万円ということですね。J1チームのほとんどの選手がこの契約を結んでいるようです。ただし、人数に制約があり、1チーム原則25人までとなっています。

B契約

こちらは、年俸上限が460万円となっています。最高でも460万円です。
人数制限は存在しないものの、年俸上限が低くあまり契約としては使用されていないようです。
J1リーグでは「C契約」から「B契約」を飛ばして「A契約」にステップアップするケースが多くを占めています。

C契約

新人選手が結ぶ契約で、こちらも年俸上限は460万円となる契約です。
そして、入団から3年目までしかこの契約は結ぶことができません。つまり、4年目以降でC契約を結ぶことは出来ないということであります。

また、新人から以下の所定出場時間を満たしていない選手に対して結ばれる契約となっています。

J1:450分(5試合フル出場相当)
J2:900分(10試合フル出場相当)
J3:1350分(15試合フル出場相当)
JFL:1350分(15試合フル出場相当)

逆に言えば、入団から3年経たずとも、出場機会を勝ち取り、活躍した選手はC契約にはなりません。例えば、FC東京の松木選手は1年目であった19歳の時は年俸460万円でしたが、1年目から試合に絡み、活躍しましたので、20歳の2年目の時には年俸2200万円に上がっています。

このように、トップ選手になればA契約を結ぶことができますが、前述の通り、A契約には1チーム25人までという制限があります。

逆に言えば、C契約は在籍4年目以降の選手とは交わせないため、新人選手は3年間で一定の結果を残さなければなりません。

このような契約形態と出場時間の要件は、Jリーグがクラブの経営状況や選手の年俸高騰を抑制するために設けた制度であり、プロ野球と違って、Jリーグでは契約に関するルールが細かく決められています。

 

人気選手であれば副収入も!

このほか、年俸とは別で、日本代表クラスのトップクラスのサッカー選手やチームの顔となる人気選手であれば、スポンサー契約やメディア出演などを通じて副収入を得ることができます。

スポーツメーカーやブランドとのスポンサー契約は、選手の知名度や人気に応じて報酬が設定されます。選手がそのスポンサーやブランドの商品を使用したり着用したりするなどして宣伝することで、収入を得るという仕組みです。

さらに雑誌の取材や本の出版などは、執筆料や印税などの収入を得られるほか、選手自身の経験やストーリーを伝えることで、ファンをさらに増やすことができます。

オフシーズンのテレビ出演やイベントへの参加も、選手の知名度や人気を活かした活動であり、報酬を得る機会となります。

ただし、いずれにしても、冒頭申し上げたように、一部の人気選手に限った話であり、ほとんどの選手は大きな金額での副収入を得るのはなかなか難しいことでしょう。

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Jリーガーの年俸ランキング(昨年2022年)

ランキング

それでは、続いて、昨年の2022シーズンにおける年俸ランキングを発表致します!契約体系は分かったけど、具体的に、一体どのチームの選手がどのくらいを貰っているのか、気になるところですよね。TOP10を確認していきましょう。

●1位:アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) 20億円

●2位:大迫勇也(ヴィッセル神戸) 4億円

●3位:酒井高徳(ヴィッセル神戸) 2億円

同率3位●山口蛍(ヴィッセル神戸) 2億円

同率3位●セルジ・サンペール(ヴィッセル神戸) 2億円

同率3位●ボージャン・クルキッチ(ヴィッセル神戸) 2億円

同率3位●武藤嘉紀(ヴィッセル神戸) 2億円

●8位:ランゲラック(名古屋グランパス) 1億8,000万円

●9位:レアンドロ・ペレイラ(ガンバ大阪) 1億5,000万円

●10位:ディエゴ・ピトゥカ(鹿島アントラーズ) 1億2,000万円

同率10位●レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)  1億2,000万円

同率10位●クォン・ギョンウォン(ガンバ大阪)  1億2,000万円

となっております。いかがでしょうか?ある傾向が見えてきますね~。

それは、ヴィッセル神戸の選手がやたら多いということと、日本人がほとんどいないということですね。上位をヴィッセル神戸が独占出来ている理由は、親会社が「楽天」であって、資本力があることに他なりません。また、外国人の選手達が多いことは、やはり日本に助っ人という形で来ていますので、それなりの金額を貰っているということでしょう。

ただ、やはり、こうやって見ていくと、どこか寂しく思うのは、もっと日本人がたくさんのお金を貰っていて欲しかったなぁといったところでしょうか。

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Jリーガーの平均年俸は??

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続いては、Jリーガーの平均年俸についてです。J1、J2、J3と一つ一つ見ていきましょう。

  

J1選手の平均年俸は3754万円

ずばり、2023年シーズンのJ1リーグの平均年俸は「3754万円」とされております!

ただ、この数字、そのまま鵜呑みにするのは間違っています

詳しくは後述しますが、クラブ間・選手間での年俸の格差は非常に大きく、先程のランキングでもあった通り、とりわけ「一部のトップ選手」にかなり高額な年俸が支払われている状況が発生している為、平均値として出されたこの数字は、実態と乖離が生じているからです

まず、クラブにフォーカスすると、先程のランキングでもあったように、J1で所属選手の総年俸額が最も高いのは「楽天」を親会社にもつ「ヴィッセル神戸」です。その額、およそ38億6540万円となっています。続いて、ガンバ大阪の13億6500万円、浦和レッズの13億3900万円となります。

このようにみると非常に高額なようにも見えますが、Jリーグ全体の年俸水準はまだまだ欧州の一部リーグや他のスポーツ競技に比べると低いとされています。

因みに、総年俸額がもっとも低いのは「サガン鳥栖」でおよそ5億7880万円ですから、J1のクラブの中だけ見ても、かなりの格差があるのが実情となっています。

クラブ間でもこれだけの開きがある中で、これを個人個人に落とし込むと、格差はより顕著になっていきます。特に、2022年までは、別次元の年俸であったイニエスタ選手の存在が影響として大きかった訳です。実は、これこそが先ほどのJ1選手の平均年俸の数字を鵜呑みにしないで頂きたい最たる理由となります。俗に言うイニエスタ問題というものです。イニエスタ選手一人が平均値を大きく引き上げまくっているという問題なんです。

事実、J1の平均年収において、そこから外国人選手を除き日本人選手のみで計算すると平均年収は約2,100万円となるそうです。先ほどの額から1千万以上ダウン・・大分下がりますよね・・

そして、話はここで終わりません。更に、掘り下げてみていった時、「試合に大体出ている、いわゆる普通のJ1選手って一体いくら貰っているのか?」について調べていくと、平均値ではなく、より実態に近い「中央値、最頻値」をみた時に、中央値、最頻値は1,500万円となるそうです。3,754万円の半分以下の数字です。

更に、日本人選手の年棒を年齢別に見てみると、サッカー選手にとって働き盛りである10代の選手の平均年収は471万円、20~25歳の選手の平均年収は1,148万円となっています。いよいよ平均年収3754万円がかなり実態のない数字に思えてきましたね・・・

実際、1億円の年俸を超えるのはリーグ全体でも約30人程度。1億円プレイヤーが当たり前のプロ野球と比べると少し寂しいお財布事情となっています。

このように、平均値ってところで見ると、思っていた金額よりも少なかったかもしれませんが、たとえ国内のリーグであっても、チームのキャプテン、エースクラス、チームの顔にもなると、年俸は5000万円を超え、代表クラスになると1億円前後の年俸が期待できることもまた事実であります!

因みに、年俸の概ねの目安は以下のとおりです。

新人:460万円程度
レギュラークラス:1000万円から5000万円程度
チームの顔となるクラス:数千万円~1億円程度

       

J2選手の平均年俸は400万円程度

続いて、J1から一つ下のカテゴリーである「J2」について見ていきましょう。一つ下であるだけにも関わらず、お財布事情は一段と厳しくなる状況がそこにはあります。

J2の平均年俸は約400万円。

J1とJ2では「観客動員」や「スポンサー収入」に大きな差があり、平均年俸3000万円を超えるJ1に比べると年俸ではとても大きな差があります。

前年はJ1で闘っていたチームであっても降格してしまえばチームへの収入が減少してしまうため、選手への年俸は大幅に減額されるのが常です。

また、同じJ2であっても、本格的にJ1を目指すチームとそうでないチームが実際はあります。J1を目指すチームではJ1に近い水準の年俸が支払われていますが、そうでないチームでは相当な薄給で200万円台の選手も少なくないのが実態です。B契約・C契約が多くを占めるクラブも当然存在します。

中には生活苦から副業に手を出さざるを得ない選手もいるようで、憧れのプロサッカー選手といえどもJ2レベルでは華やかな生活を送ることはなかなか難しいようです。

   

J3選手はプロ契約で、高くても400万円程度。ほとんどがアマチュア契約

J3のカテゴリーともなると、当然ながら、お財布事情は更に厳しくなります。

J3では数少ないプロ契約の選手も、年俸で300万円~400万円程度が精一杯だといいます。つまり、たとえプロ契約だとしても、J3では大卒の初任給程度しか稼ぐことができません。

因みに、J3のクラブチームは、「プロ契約選手の保有人数が3人以上」という規定になっており、プロ選手が3人いればチームとして成立します。プロとアマの割合はチームの状況によって様々ですが、実際にはほとんどの選手がアマチュア契約で、サッカースクールのコーチなどのアルバイトをしながら生計を立てています。

夢のJリーガーといえどもJ3に所属している限りは、金銭的なメリットはほとんど無いと言っていいでしょう。そのため、多くの選手が副業や別の収入源を持つことが余儀なくされます。

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Jリーガーの年俸支払いシステム・給料決定の仕組み

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ここまで、J1~J3までの各カテゴリーの平均年俸について触れてきましたが、続いて、Jリーガーの年俸の支払いシステムについて記載致します。実は、年俸は基本給と出場・勝利給に分けられているのが通常です。

年俸の支払いシステム:基本給 + 出場・勝利給 = 年俸

基本給は基本となる給与で、出場給は出場した場合に支給される給与、勝利給はゲームに勝利した時に支給される給与です。「基本給7、出場・勝利給3」の割合で契約している場合であれば、年俸1億の選手であったとしても、その7割は払うけど、残り3割は一定試合に出場して一定試合に勝利しないと支払わないよといった内容なのです。つまり、怪我などせずに、一定レベルのパフォーマンスをこなさないと、契約年俸の満額をもらうことはできない仕組みとなっております。全ての条件を満たして初めて、満額の年俸が支給されるという訳です。

基本給と出場・勝利給の割合は人それぞれで違いますが、怪我で試合に出場できなかったり、試合に負けてしまえば、その分だけ年俸から定められた金額が減額される事になります。
※チームや選手の契約によって様々なケースがあります。

1億円プレイヤーになったからとて、油断は出来ませんね・・

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海外のプロサッカー選手は年俸が桁違い?

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ここで、海外のサッカーリーグがどうであるのかにも触れていきたいと思います。

海外サッカーリーグの平均年俸トップはイングランドのプレミアリーグです。
平均年俸はなんと「4億円」と、Jリーグのトップ選手でもそうそう得られない規格外の平均値となっています。上位を占めるのは、当然ながら5大リーグと呼ばれるイングランド、ドイツ、イタリア、スペイン、フランスとなっています。

では、なぜ、それらのリーグが高い平均年俸を出せるのかといえば、莫大な放映権料収入がバックにあるからです。特にイングランドの放映権料は凄まじく、1年あたりで4000億円以上の売上があり、リーグには潤沢な資金が溢れ、最下位チームへの分配金ですら160億円を超える規模となっています。物凄い市場規模、マーケットの大きさがそこにはあります。

その為、プレミアリーグに所属さえしていれば高年俸を得ることができるため、現在では世界各国の有力選手がプレミアリーグに集まっており、多くの選手が憧れるリーグになっています。一昔前は、イタリアのセリエAやスペインのリーガエスパニョーラに勢いがありましたが、最近は完全にプレミアリーグにその座を明け渡していますよね。

とはいえ、プレミアリーグでなくても、5大リーグに所属する選手の年俸水準は非常に漏れなく高く、数億円から数十億円といった桁違いの金額が支払われています。

本田圭佑選手、長友佑都選手、酒井宏樹選手などの日本代表クラスの選手達が海外クラブでプレーしていた時も年俸は数億円レベルであったと言われています。

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Jリーガーの退職金について

猫 寝る

話をJリーグに戻します。実は、選手を引退したとしてもJリーグからの退職金・年金はありません。

現在の日本のプロサッカー界では、引退後の退職金や年金制度はまだ整備されていない状況です。

プロ選手が所属するプロサッカー選手会という組織が存在しており、引退後は一定額の一時金が支給されますが、退職金と呼べるほどの大きな金額ではありません。

こういったことからも、サッカー選手は野球やゴルフなどと比較すると現役期間が短く、年俸水準も高くないために大きな資産が残りにくいのが実態です。

引退後に生活に困る選手も少なくないと言われており、これからの改善が必要になるでしょう。

※因みに、人気を二分するプロ野球では、退職金や年金制度が一定レベルで完備されている。更に、2023年のプロ野球選手平均年俸は4468万円と発表されています。

これは、プロ野球など他のスポーツと比較して、まだ歴史の浅いJリーグの悪い側面でもあります。ただし、Jリーグやクラブ単位で選手の待遇向上に向けた取り組みが進んでおり、将来的には制度の整備や待遇の改善が期待されています。

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引退後のセカンドキャリアについて

ビジネスマン

日本のプロリーグで活躍するサッカー選手の平均寿命はおおよそ3~7年前後と言われています。高校卒業後、18歳でプロサッカー選手としてデビューしたと仮定すると、25~26歳あたりで引退となる計算です。一般社会なら、まだバリバリの若手に分類される年齢ですね・・・ほとんどの選手は30代以降の長いセカンドキャリアを見据えた将来設計を組み立てる必要があります。

とはいえ、サッカー選手の引退後の収入は、現役時代の活躍ぶりや人気・知名度、チームへの貢献度によって大きく左右されるのが実態です。

J1のトップ選手や日本代表として注目された選手など、幅広い世代に知られていれば、引退後も指導者やタレントとして十分な収入が保障される確率は高まります。ただ一方で、知名度や実績に恵まれなかった選手は、引退後のセカンドキャリアが限られてしまうのが厳しい世の現実なのです。従って、ゆくゆくは指導者を、なんて志していた方であっても、そう簡単に事が進まないのが紛れもない事実なのです。

引退後のサッカー選手の一般的なセカンドキャリアとしては「プロリーグのコーチや監督」「タレント業」「アマチュアサッカーの指導者」「一般企業への就職」などが挙げられます。

ただし、選手時代にこれといった成績が残せなかった選手は「プロリーグのコーチや監督」や「タレント業」に就くことはなかなか難しい話になってくるでしょう。

となると、残すは「アマチュアサッカーの指導者」「一般企業への就職」となってきますが、「アマチュアサッカーの指導者」だけで十分な収入に繋がるかというと、これもまた難しいでしょう。では、「一般企業への就職」か。しかしながら、これも、これまでサッカーだけをやってきた人間がいきなりビジネスマンとして順応・活躍することはそう簡単なことではありません。

サッカーだけを頑張り、一生涯、サッカーだけで生きていく。

これは、本当に一部の「限られた人間」だけが手に出来る特権なんですね。

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Jリーガーの生涯年収について

サッカー少年

続いて、まとめになりますが、サッカー選手って結局儲かるの?儲からないの?といった評価は「生涯年収」で最終的に判断したいと思います。

因みに、この点で論じる時も、サッカー選手というのは分が悪いです。なぜか。そうです。先ほど述べたように、サッカー選手というのはその激しさ故に選手寿命が非常に短いスポーツだからです。

具体的には、現役引退の平均年齢は「約26歳」です。

仮に、高卒でプロになれたとしても、8年間。大卒でプロになった場合では、4年間しか現役生活を全うしていないことになります。事実、新人入団選手の多くが2年から3年で契約を打ち切られ、人知れず引退していきます。

※新人選手のC契約は3年までの制限があるため、3年までに戦力外になるケースが多い

約800人いるJリーガー(J1)の中で翌年もプロ選手として契約できるのは約650人。つまり、それ以外の150人は現役を引退するか、下位リーグのJ2やJ3、JFL、海外などに移籍せざるを得ない状況となります。パーセンテージにして、約19%。およそ2割の人間が毎年クビにされる会社があったら、えらいことだと思いますが、彼らが生きている世界では当たり前のように起きている現象なんですね・・

因みに、プロ野球では入団の際に契約金が数千万円から1億5千万円程度支給されていますが、Jリーガーにそのような契約金もありません。
※支度金制度はあるが金額が桁違い。

結論に入ります。

労働政策研究・研修機構の2019ユースフル労働統計によると、日本の「大卒」で大企業に勤める男性の生涯賃金は、3億2,000万円だとされています。だいぶ乱暴なお話で恐縮ですが、プロサッカー選手をしている間にこの「3億2,000万円」を稼げれば、引退後は特に稼がなくても良いと考えます。サラリーマンを選ばなくても良かったと考えることができるとする訳です(色々と乱暴ですが・・・あくまで収入という点に絞ったお話です。仕事はやりがい等も当然絡むので、どの仕事が良いとかは一概に判断できないものとする前提でご覧ください)。

その場合、つまり3億2,000万円をベンチマークとし、普通のJ1選手が貰える年収が1,500万円だと考えてみた場合、生涯年収を稼ぐのに21.3年かかる計算になります。同じように「大卒」でJリーガーになったとすると、26歳までJ1でプレー出来たとしても4年しかプレー出来ない計算となり(しかも最初の1年間はC契約の460万円スタートでもある)、稼ぎ出せる金額は4960万円となります。

この場合、サラリーマンの生涯年収の約15%しか現役中に稼げないことになる計算です。ちなみに、10代の選手の平均年収が471万円、20~25歳の平均年収が1,148万円であるとされていることを考えると、2年目からすぐに年収1,500万円にUPすることもなかなかないことだと思いますので、4年間で4,960万円という金額もかなり稼いだ方であるシミュレーションとなります。

以上が、「夢のJリーガー」の実情であります。大分夢がなくなってしまったようにも思えますが、当然、プロサッカー選手としての引退が人生の終わりではない訳で、その経験・成功体験を活かして、幾らでも、いつからでも、何にでもなれるし、人生を謳歌することは出来ます。

従って、プロサッカー選手は夢がないなんて私は毛頭思っていませんし、もしなれるものであるなら私はプロサッカー選手になりたかった人間です。ただ、一方でここまで述べてきたことも全て、日本のJリーグの実情である訳なんです。

そういった中で考えなければならないのが、やはり、多くの選手が現役中には、生きる上で必要な一生分のお金を稼ぐことは出来ないという事実です。つまり、仮にJリーガーになれたとしても、一部の超一流以外は、競技引退後もなんらかのお仕事でお金を稼く必要があるということです。

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Jリーガーを目指す上での上手な挑戦方法について

大学

以上のような実態を受けて、続いては、私がお薦めしたい「Jリーガー・プロサッカー選手への挑戦方法」です。

お薦めは、やはり「大学進学」となります。実際に、昨今は高卒段階でギリギリプロになれるような選手はすぐにJリーグを選択せず、大学に進学し、より良い状態・より成功確度を高めた状態でプロに挑戦する選手が増加してきています。私はこの流れに、非常に賛成です。

事実、私が大学のサッカー部に在籍していた時も、プロに挑戦できるのに、オファーがあったのに、挑戦せずに就職をしていった人間がたくさんいます。彼らは、よりプロを身近に感じることが出来る大学という舞台で、冷静かつ堅実な判断をした訳です。プロに行ったら、大活躍していたのでは?と思う選手も複数いました。でも、彼らは彼らの考えでその道を進むことはしませんでした。未来のことは誰にも分からないけれども、大学はそういった判断・見究める決断がより的確にできる場所なんです。

また、一方で、三苫薫選手(筑波大学)や守田英正選手(流通経済大学)、伊東純也選手(神奈川大学)を筆頭に、大学出身Jリーガーでも世界に大きく羽ばたく事例も数多く増えてきています。大学途中でプロに挑戦した例もあって、長友佑都選手(明治大学)や上田綺世選手(法政大学)は準備が出来た段階でプロの世界に飛び込みました。いずれの選手もワールドカップに出場しています。

大学を出てからプロに入るでは遅い、ということは全くないのです。

人生は一度きり。成功を夢見ることはもちろん必要ですが、同時に、リスクを考える力も持ち合わせておく必要があります。とりあえず飛び込めの精神で、仮に上手くいかなかった時の残りの人生はあまりにも長く、険しいものになると思います。だからこそ、リスクについて落ち着いて考えることができて、より成功の確率を高める準備ができる「大学進学」を、プロを目指している方々には強くお薦めしたいです。

この記事が誰かの何かの選択に少しだけでもお役に立てば幸いです。

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最後、サッカー上達に向けて絶対に活用した方がいいと思う「お薦めアイテム」、というか、もはやサッカー選手にとっては欠かすことの出来ない「神のアイテム・10選」をご紹介しておきます!まだ持ち合わせていないアイテムがありましたら、是非チェックしてみてくださいね!  

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さいごに

さて、今回は「サッカー選手は儲かるのか」といったテーマの記事を掲載致しました。

この話は人生を考えることにも繋がる、本当に奥がとても深いテーマなので、今回の話の1点だけで終わるお話ではございません。

この話の続きにもなる、より詳細のお話については今後また発信させて頂きます。

まずは、この記事を見つけ、読んで下さり、本当に有難うございました。

また、この他にも参考になる記事があるかと思います。ぜひ↓も覗いてみてくださいね!

これからもこのブログを宜しくお願い致します!

   

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PROFILE
みやび

40歳。サラリーマン。二児の父親。

小学校2年生から大学4年生まで15年間、本気でプロサッカー選手になることを目指してサッカーに取り組んで来ました ➡ 残念ながら夢は叶いませんでしたが、その過程でプロサッカー選手になる人間とそうじゃない人間の「違い」を最終的に掴むことが出来ました ➡ 故に、天才や才能は理論的に説明出来る! ➡ 結論、サッカーは何歳になっても上達できる! ➡ サッカー上達のコツをこつこつと発信して参ります!

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